学生紹介

田中 遥さん

田中 遥さん

福岡高等学校卒(福岡県)

金属は面白い! 将来は、自動車の軽量化や鋳造・溶接技術の研究開発がしたい

金属の凝固に関する研究に取り組んでいます。金属は造り込む方法次第で様々な性質に変化するのが面白いです。印象に残っているのは鋳造の授業。自分たちで作製した砂型に、溶けた金属を流し込んで素材を造ります。実際に作業を行うことで、教科書を読むだけでは気づけないことも学べました。また、私はグローバル・エンジニア養成コースに所属しており、韓国の協定校で研究発表を行う機会がありました。海外の学生と交流することで、国際的な視点の必要性も痛感しました。将来は自動車業界で、アルミボディを用いた車体の軽量化や、鋳造・溶接技術に関する研究開発に挑戦したいです。

松原将一さん

松原将一さん

宗像高等学校卒(福岡県)

「材料」の研究を生かし火力発電の高効率化に貢献したい

モノの性能は材料の特性によって決まると言われます。日本のモノづくりに材料の分野で関わりたいと思い、この学科を選びました。1年次に工学や材料の基礎知識を、2年次は材料を詳しく学び、グループワークでアルミニウムの接合後の強度について調査しました。3年次では専門的に接合技術を学ぶとともに実際のモノづくりを体験しました。4年次では研究を行います。僕のテーマは「次世代高効率火力発電の構造用材料の耐酸化性評価」。次世代超耐熱鋼の開発を目的として、今開発している材料が高温下でどの程度酸化しにくいのかを評価し、なぜそのような性質を有するのか、解明に取り組んでいます。この研究で得たことを生かして、火力発電のボイラに用いられる材料の開発や評価を行う仕事に就き、将来は、世界の火力発電の高効率化に貢献したいと思っています。 今ハマっているのは釣り。研究の合間に、仲間と楽しい時間を過ごしています。